「17LIVE公式ライバーって一体なに?」
「公式ってどうやってなるの?」
「聞いたことはあるけど、詳しくはわからない!」
「スカウトが来たけど、公式ライバーになるか迷ってる」
本記事では、17LIVE公式ライバーとは何なのか?や17LIVE公式ライバーのメリット・デメリット・収入・公式ライバーになる方法を解説していきます!
・17LIVE公式ライバーと一般ライバーのちがい
・17LIVE公式ライバーになる方法
・17LIVE公式ライバーのメリット
・17LIVE公式ライバーのデメリット
17LIVEは日本で最も有名なライブ配信アプリ
17LIVE(ワンセブンライブ)は2015年台湾でリリースされたライブストリーミングサービスです。
日本には2017年に上陸し、現在(2021年11月)は全世界で5000万人ものユーザー数を抱えています。
2017年に有吉ジャポンで「稼げるらしいライブ配信アプリ」として紹介されたり、フジテレビとドラマ出演をかけたオーディション企画といったように積極的なメディア露出のおかげで、今では日本で最も有名ライブ配信アプリと言っても過言ではありません。
ちなみに、すこし前にCMで見たことある人なら「イチナナライブじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。
2021年9月に日本国内で「イチナナライブ」としていたサービス呼称を「ワンセブンライブ」に変更し、これに合わせて社名・ロゴも一新しました。この理由としては、台湾では「イーチーライブ」、米国では「LIVIT(リビット)」としていた名称を統一する意味もあったようです。しかし、それ以上に社名を世界標準語の英語に統一することで17LIVEは世界進出するつもりであり、その準備ができていることの表れだと思います。
さらに、Netflixの日本事業立ち上げメンバーである竹中重人がCOOに就任、ブランド戦略統括ポジションも新設と経営体制も強化したことで17LIVEのグローバル戦略の強化をしようとしていることが伺えます。
この先の動向が非常に楽しみです。
17LIVE公式ライバー(認証ライバー)と一般ライバーのちがい
17LIVE公式ライバーとは、17 Media Japanの認証を受けたライバーのことです。2020年12月末日時点では32,000名の公式ライバーが在籍してます。
認証マーク
公式ライバーになると、自分のプロフィールに公式マークが付きます。
認証マークには黒色と茶色の2種類あります。
黒色:毎月の有効配信時間が20時間以下の17認証ライバー
茶色:毎月の有効配信時間が20時間に達した17認証ライバー
リスナー側からしてみても公式マークがついていると「人気の配信者なのかな?すこし配信をのぞいてみよう!」という気にさせられるので、公式マークがつくことでよりファンを増やしやすくなります。
準認証とは
実は公式ライバー(認証ライバー)になっても初めは準認証ライバーからのスタートになります。
準認証ライバーは緑色の公式マークになります。
準認証ライバーから認証ライバーになるには以下の条件のうちのいずれかをクリアする必要があります。
①の条件はリスナーに投げ銭してもらう必要や最低でも10日は配信する必要があることから難しいと感じました。
②の方は配信の際に「フォロワー目標250人!」などと書いておくと、フォロワーを増やしたいという意図がリスナーに伝わるため②の条件のが先にクリアできると筆者は考えています。
17LIVER PASSPORT
17LIVEの認証ライバーになると、 17LIVER PASSPORTが使えるようになります。 17LIVER PASSPORT とは、ライブ配信をもっと楽しくする商品等をおトクな特別プランで利用できる優待サービスです。具体的な内容は以下の通りです。(2021年11月現在)
収益
収益化の仕組み
17LIVEライバーの収益は公式ライバーも一般ライバーも以下の内容で決まります。
しかし、公式ライバーの中には収益に加えてボーナスが支給されることもあります。他にも事務所に所属している公式ライバーは事務所ごとに特典を受け取っていたりします。
還元率
還元率は以下のような噂があります。
先ほどみたように収益化の仕組みは同じですが、還元率は圧倒的に公式ライバーの方が大きいので公式ライバーの方が稼げます。
また、運営からしてみても公式ライバーの還元率をあげることで一般ライバーの人は配信を頑張って公認ライバーになろうと努力するし、公認ライバーはより17LIVEでの配信を頑張ってもらおうとしているということで優遇処置を行っているのかもしれません。・
月間ライバーランキング1位の公式ライバーのベイビーコインは50,000,000、1ベイビーコインは約3円なので、つまり約1660万円になります。そこから還元率を50%で計算すると約830万円になります。もし一般ライバーで還元率が13%だった場合は約215万円になり、公式ライバーと一般ライバーとの差は615万円もあるかもしれません。
収益の受け取り方
17LIVE公式ライバーになるには
そもそも17LIVE公式ライバーのなるには「17LIVEと直接契約」と「17ライバー事務所に所属して、そこから公式ライバーに申し込む」の2種類あります。
今回はこの2つの方法をご紹介します。
17LIVEと直接契約
いち早く17LIVE公式ライバーになりたい方は、公式サイトに応募フォームがあるのでそこから応募することができます。
応募フォームでは以下の項目に答える必要があります。
「どのような配信ジャンルで配信するのか」「V-LIVERとして配信する場合、どんな設定で配信するのか」まで企画しておく必要があります。
直接契約のメリット
17LIVEと直接契約を結ぶと以下のメリットを享受することができます。
諸経費なし!登録料・レッスン料など一切不要!報酬アップ!
登録料が無料なのに加えて、報酬アップは配信のモチベーションにもなりますし、魅力的ですよね!
ダイレクト契約限定の講習会やライバー交流会に参加可能!
ライブ配信に関する講習会は、「自身をつける場」「交流の場」「配信スキルを学べる場」になります。ネットで調べるだけでは学べないライブ配信のコツや似たような悩みを持つ同じライバーとも会えるため学校に行く感覚で学べます!
同じ公式ライバーと直接会えるオフラインイベントではコラボの約束や同じライバー同士で話も合い意気投合しやすいのではと思います。
ダイレクト契約専用窓口に相談可能!
相談窓口を設けてくれているので、配信で困ったことなどがあればすぐに連絡をとれるっていうのは配信者ファーストでいいですよね。
直接契約のデメリット
他のアプリで配信できない(独占契約の場合)
まず直接契約の場合、独占契約と非独占契約の2種類あります。
定義 | 報酬の還元率 | |
独占契約 | 17LIVEのみで配信を行う配信者 | 獲得ベイビーコイン×1/3×(1-0.4)×30%+ボーナス |
非独占契約 | 17LIVE以外のプラットフォーム も併用して使う配信者 | 獲得ベイビーコイン×1/3×(1-0.4)×25% |
独占契約の場合は報酬の還元率が高いことに加えてボーナスまで至急されますが、17LIVE以外で配信を行うことができなくなってしまいます。
また、ボーナス額に関しては「その月のベイビーコイン値に応じて変わります」とだけ記載されていて明確な数字がわからないのは少し不安ですね。
1年契約
筆者は1年契約っていうのは長いと思います。
もっと良い条件でスカウトされる場合やもっと自分に合ったライブ配信アプリに出会う可能性もあるので契約前によく考えてみてください。
17ライバー事務所に所属して、そこから公式ライバーに申し込む
他に17LIVE公式ライバーになる方法としては、17ライバー事務所に所属してそこから公式ライバーに申し込む方法があります。
*所属するには、事務所のHPに載っている公式ラインを追加して応募する必要があります。
17LIVEは独自の審査基準で評価を行い、審査結果が優秀だったパートナーを上のランクから「17LIVE Official Business Partner(GOLD)」「17LIVE Official Business Partner(SILVER)」として認定しています。
17LIVE Official Business Partner(GOLD)
事務所名 | 特徴 |
StockForce | ・所属ライバー数3000名以上。独自のノウハウと圧倒的なサポート力で月収100万円越えのライバーや超有名雑誌(cancam/vivi)に掲載されたライバーも在籍しています。 ・17LIVEのイベントだけでなく事務所内でもイベントを行なっています。その景品はラジオ番組出演権、公式HP掲載の個人タレントページなどにわたり、とても豪華です! |
ReStart | ・ライブ配信は最初の3カ月が成功の鍵を握るという考えのもと、ReStartは初期マネジメントに力を入れており自社開発システムである「LiverManage」を駆使したトレンド分析を強みにしています。 ・事務所の縛りがありません。 |
HYBRID BANK | ・17LIVEで世界総合ランキング1位、日本全国総合ランキング1位の獲得経験のある石原彩香さんがライバー事業部プロデューサーが就任しています。 |
17LIVE Official Business Partner(SILVER)
事務所名 | 特徴 |
LIVER JAPAN | ・番組出演権、無料ボイトレ、最初からファンがいる状態でのスタート、無料サムネイル、無料スタジオ利用、努力特典、紹介特典といった独自のサービスが充実しています。 |
ベガプロモーション | ・17LIVE以外の配信アプリも数多く対応しています。 ・ライバー無料相談会も開催しているので初心者でも安心できます。 |
TTT | ・デビュー前に細かなヒアリング、プランニング、準備・運用を行なうので自分の得意な分野に合わせてブランディングしてくれます。 |
バラカンス | ・ライバー同士のコラボ斡旋やリスナーと直接触れ合えるオフ会およびグッズ制作のサポートもしてくれます。 |
事務所に所属するメリット
事務所に所属するメリットは以下の通りです。
専属マネージャー制度
自分に専属のマネージャーがついてくれるのは、芸能人になったみたいでワクワクしますよね。それに親や友人には共感してもらいにくいライバーの相談に乗ってもくれるので心強いと思います。配信のデータ分析から見たアドバイスや今後の方向性までサポートしてくれます。
人気になれるノウハウを伝授
ライバーがたくさん所属しているからこそ、ライバーがどういうことをして人気になっていったかを知っているはずなので事務所が持っているノウハウを吸収しましょう!
事務所ごとの所属するライバーの特徴を調べて、どの事務所のノウハウが知りたいかで事務所を選ぶのもアリです。
時給制(StockForce、 HYBRID BANK )
本来は配信の投げ銭が主な収益であるのに対して、時給制はやったらやった分だけのお金がもらえるので、安定した収益が欲しい人にはHYBRID BANKがおすすめです。
企業案件(テレビ出演、雑誌掲載、イベント広告モデル)の仕事
テレビ出演、雑誌掲載、イベント広告モデルなどの大型の企業案件の仕事は17LIVEで高いスコアを出して事務所内で上位に入ったり、案件をうけたりことですることができます。ただ、事務所の大きさによってイベントで入賞することの難易度や仕事の内容が大きく変わるのでどうしても載りたい雑誌などがある場合は事務所紹介の表にHPのリンクを貼っているのでよく調べてみてください!
事務所に所属するデメリット
事務所に所属するデメリットは以下の通りです。
配信ノルマ
配信ノルマがあることを公式で発表しているわけではないですが、Twitterを見る限り配信ノルマがあることは確実でしょう。しかしノルマのない事務所もあるようなので、ノルマに追われるのが嫌な人はノルマのない事務所に所属するのが良いと思います。
事務所が仲介している分、マネジメント料が差し引かれる
これも公式で発表しているわけではありませんが、事務所に所属している以上、ある程度のマネジメント料はとられると思います。この点は契約の際に「どのくらいマネジメント料として引かれるか」気を付けて見てください。
最後に
結論として17LIVEで配信活動を頑張ろうと思っている人は 収益・サポートの観点が充実しているので17LIVE公式ライバーを是非目指してみてください! しかし、17公式ライバーになると配信をしなくちゃいけないという義務感に駆られてしまうのでお金稼ぎとは関係なくライブ配信を楽しみたいという方は一般ユーザーのままの方がいいでしょう!
どうしても他のライブ配信アプリでも活動したい方は事務所の縛りがないReStartのような事務所を探して17LIVE公式ライバーに申し込むのがおすすめです!
実際に月間のライバーランキングのTOP10の内の9人が17公式ライバーであり、この範囲をTOP50にまで広げるとなんと47人が17公式ライバーでした!
他のライブ配信アプリも気になる方はこちらのおすすめライブ配信アプリも記事もどうぞ!